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似て非なるクロスビー! 試乗!


2017年末に発表・発売された

スズキのコンパクトクロスオーバーSUV「クロスビー」。

この車を初めて見たときに、

 

「なんかこのハスラーでかくない??」

と感じたのは私だけではなく、大方の人たちが
”ハスラーがでかくなった車”

と思ったことでしょう。

発売後に10万台の販売台数を超え、今なお年間7万台近い販売を誇るハスラーは、巷でその姿を1日1回は必ず目にし、他に類を見ないデザインと相まって、その姿とハスラーというネームを認識している方はとても多いはずです。
ですので、よく知らない人が街でクロスビーを見かけても、特に前から見るとハスラーかと思ってしまうことでしょう。

 

しかし、

 

当然ですが普通車であるクロスビーには軽のハスラーから部品の流用はどこにも見当たらず全てが専用設計。
パーツの流用が出来ないのに、なぜここまでハスラーに類似しているのか。
それは、

全てお客様からの要望のフィードバックの結果なのです

ハスラーは、本当にたくさん方に興味を持っていただき、当店にも沢山のお客様にご来店頂きました。
しかし、全ての方にハスラーが受け入れられたわけではないのもまた事実です。
ハスラーのキャッチコピーは「遊べる軽」。
しかし、これ、、正確には「近場で遊べる軽」であるのです。

走行性能も居住性も”軽としては”抜群のハスラーですが、そこは軽自動車の規格の中の話。

デザインや使い勝手、維持費にはとても魅力を感じて頂けるお客様でも、
「子供がいなかったら買うんだけどなあ」

「車で帰省することが多いからなあ」

「軽じゃなかったらなあ」
と言った理由でご購入に躊躇される方も多くいらっしゃいました。

確かに、

ハスラーで家族4人乗って、アウトドアや旅行の荷物を4人分詰め込んで、、、
ではかなり犠牲にしなくてはならない要素が増えてきます。

目的地も、例えば当社の三島から箱根や伊豆半島なら足を延ばせるでしょうが、遠州以西や信州、北関東あたりとなるとちょっと勇気がいります。

そうしたお客様から頂いたご要望が

「このデザインでもっと広く、長距離も楽に走れる車があったら。」

というものです。

クロスビーはハスラーをでかくした車。 その言葉も間違いではございません。

しかし、ただでかいだけではありません。

では、サイズの他にどこがクロスビーの魅力となるでしょう。

競合車のいないハスラーと同様クロスビーにも競合車ありません。

ですので、クロスビーを検討するときに唯一の比較対象はハスラーとなるのです。

まず、外観はぱっと見、大きなハスラーですが、よく見るとそのフォルムは平面で切り落としたようなハスラーのデザインに比べて、各部の丸みや抑揚で、よりマッチョな雰囲気になっています。
筋肉質に見える姿は、オフロードの走破性の高さをイメージさせます。

インテリアもハスラーのDNAはしっかりと引き継いでいますが、デザインのバランスの見直しや質感の向上、室内幅の広がりもあり、ハスラーよりは、かなり高級感が増しています。

ただ、メーターやステアリングのデザインは、どちらかと言うと最近開発されたイグニスに似た近未来的なデザインとなります。

ソリオを筆頭とする、魔法のパッケージングで室内容積を産み出すスズキでも、この後部座席の余裕を軽で実現することは不可能でしょう。
疲れたお父さんを尻目に、後ろでスヤスヤ眠る子供たちの姿が見えてきます。
 

ラゲッジルームも、後部から簡単に広げることが出来、もし2人乗車で後部座席を倒すことができればさらに広大な荷室空間が現れます。

安全装備も現代の車らしく充分に搭載されます。

後方
超音波センザーで障害物を検知し、パーキング時に障害物との距離を知らせる従来のセンザーに加え衝突が避けられない場合の自動ブレーキ、後方誤発信制御機能。

前方
カメラとレーダーで車両はもちろん歩行者まで検知して
警告 ブレーキアシスト 自動緊急ブレーキ。

その他
車線逸脱警報 ふらつき警報 ハイビームアシスト

など、、

これらは、これからの発売される車にはもはやスタンダードな装備ではありますが
ハスラーが発売された5年前のレベルからは大きく進化した安全装備となります。

それでは、箱根に向かって走り出してみましょう。

まず、感じるのは推進力の余裕。
1,000ccの直噴ターボエンジンは、エンジンだけでNAの1,500ccクラスのパワーを発揮しますが、さらに発進時、登坂時にはマイルドハイブリッドのモーターアシストが加わります。
まるで2LクラスのSUVを走らせているような余裕が、走り全体に高級感を生み出しています。
それでありながら、950kgの車重しかないのでカタログ数値で20km/L以上の燃費を実現しています。スイフトRStと同様、実燃費もかなり期待できます。

また、このクロスビーにはもちろん、ハスラーとは全く異なる軽量高剛性の新プラットフォーム(HEARTECTと呼ぶ)が採用されています。

最近のスズキ車のお家芸にもなっている、極端な軽量化とボディ剛性の両立ですが
本当に素晴らしいです。
通常、車重が1tを切ってくると、いろいろ頑張ったとしても車体の剛性や足回り、また鉄板の薄さ、、と言うか、ボディーの頼りなさがぬぐえないものです。
(低価格の車と高級車の乗り心地の一番の違いといっても過言ではありません)
しかし、クロスビーは言われるまでそんな軽量なボディーとは絶対に気づきません。
普通に走っていて、なんとも心地いい落ち着きと安心感を与えてくれます。

箱根の山道に入ると、なおその恩恵が大きくなります。
力強い登坂力と安定したボディーは、目的地を通り過ぎてどこまでも走っていたくなります。

少し気になるのは、ハンドルの舵角に対してフロントが入りすぎるところと、ある程度ハンドルを切った時のパワーアシストが多すぎる感じがするとこがあります。
そのせいで、タイヤからのインフォメーションが感じられないので、もう少し加重がかかったなりの反発力が手に感じられるほうが安心してハンドルを切ることが出来ます。

ただ、

直進しているときには決してセンターが決まらず不安定な感じがあるわけではありません。
センター付近にタイヤがあるときには、何かのサポートでタイヤをまっすぐに保持しているかのような手ごたえがハンドルに伝わってきます。

もう一つ指摘するなら、
車線離脱警報の音が、

 

 

でかい!
ウィンカーを出さずにちょっとセンターラインを踏もうものなら
「ビー! ビー!」と大騒ぎします。
はじめ知らずに、何かが起こったのかと飛び上がってしまいました。
数時間、箱根を走らせて帰ってきましたが、

これなら4人乗って4時間5時間の旅をしても、まったく苦にならない車だと思います。

ハスラーのコンパクトさ、維持費ももちろん魅力がありますが、
あのデザインで、もっと高級な乗り心地、もっと広い室内、もっと最新のセーフティ機を求める方には是非お勧めです。



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スズキアリーナ三島 飯島自動車

新車試乗体験記

2018年6月1日
似て非なるクロスビー! 試乗!

2017年末に発表・発売された

スズキのコンパクトクロスオーバーSUV「クロスビー」。

この車を初めて見たときに、

 

「なんかこのハスラーでかくない??」

と感じたのは私だけではなく、大方の人たちが
”ハスラーがでかくなった車”

と思ったことでしょう。

発売後に10万台の販売台数を超え、今なお年間7万台近い販売を誇るハスラーは、巷でその姿を1日1回は必ず目にし、他に類を見ないデザインと相まって、その姿とハスラーというネームを認識している方はとても多いはずです。
ですので、よく知らない人が街でクロスビーを見かけても、特に前から見るとハスラーかと思ってしまうことでしょう。

 

しかし、

 

当然ですが普通車であるクロスビーには軽のハスラーから部品の流用はどこにも見当たらず全てが専用設計。
パーツの流用が出来ないのに、なぜここまでハスラーに類似しているのか。
それは、

全てお客様からの要望のフィードバックの結果なのです

ハスラーは、本当にたくさん方に興味を持っていただき、当店にも沢山のお客様にご来店頂きました。
しかし、全ての方にハスラーが受け入れられたわけではないのもまた事実です。
ハスラーのキャッチコピーは「遊べる軽」。
しかし、これ、、正確には「近場で遊べる軽」であるのです。

走行性能も居住性も”軽としては”抜群のハスラーですが、そこは軽自動車の規格の中の話。

デザインや使い勝手、維持費にはとても魅力を感じて頂けるお客様でも、
「子供がいなかったら買うんだけどなあ」

「車で帰省することが多いからなあ」

「軽じゃなかったらなあ」
と言った理由でご購入に躊躇される方も多くいらっしゃいました。

確かに、

ハスラーで家族4人乗って、アウトドアや旅行の荷物を4人分詰め込んで、、、
ではかなり犠牲にしなくてはならない要素が増えてきます。

目的地も、例えば当社の三島から箱根や伊豆半島なら足を延ばせるでしょうが、遠州以西や信州、北関東あたりとなるとちょっと勇気がいります。

そうしたお客様から頂いたご要望が

「このデザインでもっと広く、長距離も楽に走れる車があったら。」

というものです。

クロスビーはハスラーをでかくした車。 その言葉も間違いではございません。

しかし、ただでかいだけではありません。

では、サイズの他にどこがクロスビーの魅力となるでしょう。

競合車のいないハスラーと同様クロスビーにも競合車ありません。

ですので、クロスビーを検討するときに唯一の比較対象はハスラーとなるのです。

まず、外観はぱっと見、大きなハスラーですが、よく見るとそのフォルムは平面で切り落としたようなハスラーのデザインに比べて、各部の丸みや抑揚で、よりマッチョな雰囲気になっています。
筋肉質に見える姿は、オフロードの走破性の高さをイメージさせます。

インテリアもハスラーのDNAはしっかりと引き継いでいますが、デザインのバランスの見直しや質感の向上、室内幅の広がりもあり、ハスラーよりは、かなり高級感が増しています。

ただ、メーターやステアリングのデザインは、どちらかと言うと最近開発されたイグニスに似た近未来的なデザインとなります。

ソリオを筆頭とする、魔法のパッケージングで室内容積を産み出すスズキでも、この後部座席の余裕を軽で実現することは不可能でしょう。
疲れたお父さんを尻目に、後ろでスヤスヤ眠る子供たちの姿が見えてきます。
 

ラゲッジルームも、後部から簡単に広げることが出来、もし2人乗車で後部座席を倒すことができればさらに広大な荷室空間が現れます。

安全装備も現代の車らしく充分に搭載されます。

後方
超音波センザーで障害物を検知し、パーキング時に障害物との距離を知らせる従来のセンザーに加え衝突が避けられない場合の自動ブレーキ、後方誤発信制御機能。

前方
カメラとレーダーで車両はもちろん歩行者まで検知して
警告 ブレーキアシスト 自動緊急ブレーキ。

その他
車線逸脱警報 ふらつき警報 ハイビームアシスト

など、、

これらは、これからの発売される車にはもはやスタンダードな装備ではありますが
ハスラーが発売された5年前のレベルからは大きく進化した安全装備となります。

それでは、箱根に向かって走り出してみましょう。

まず、感じるのは推進力の余裕。
1,000ccの直噴ターボエンジンは、エンジンだけでNAの1,500ccクラスのパワーを発揮しますが、さらに発進時、登坂時にはマイルドハイブリッドのモーターアシストが加わります。
まるで2LクラスのSUVを走らせているような余裕が、走り全体に高級感を生み出しています。
それでありながら、950kgの車重しかないのでカタログ数値で20km/L以上の燃費を実現しています。スイフトRStと同様、実燃費もかなり期待できます。

また、このクロスビーにはもちろん、ハスラーとは全く異なる軽量高剛性の新プラットフォーム(HEARTECTと呼ぶ)が採用されています。

最近のスズキ車のお家芸にもなっている、極端な軽量化とボディ剛性の両立ですが
本当に素晴らしいです。
通常、車重が1tを切ってくると、いろいろ頑張ったとしても車体の剛性や足回り、また鉄板の薄さ、、と言うか、ボディーの頼りなさがぬぐえないものです。
(低価格の車と高級車の乗り心地の一番の違いといっても過言ではありません)
しかし、クロスビーは言われるまでそんな軽量なボディーとは絶対に気づきません。
普通に走っていて、なんとも心地いい落ち着きと安心感を与えてくれます。

箱根の山道に入ると、なおその恩恵が大きくなります。
力強い登坂力と安定したボディーは、目的地を通り過ぎてどこまでも走っていたくなります。

少し気になるのは、ハンドルの舵角に対してフロントが入りすぎるところと、ある程度ハンドルを切った時のパワーアシストが多すぎる感じがするとこがあります。
そのせいで、タイヤからのインフォメーションが感じられないので、もう少し加重がかかったなりの反発力が手に感じられるほうが安心してハンドルを切ることが出来ます。

ただ、

直進しているときには決してセンターが決まらず不安定な感じがあるわけではありません。
センター付近にタイヤがあるときには、何かのサポートでタイヤをまっすぐに保持しているかのような手ごたえがハンドルに伝わってきます。

もう一つ指摘するなら、
車線離脱警報の音が、

 

 

でかい!
ウィンカーを出さずにちょっとセンターラインを踏もうものなら
「ビー! ビー!」と大騒ぎします。
はじめ知らずに、何かが起こったのかと飛び上がってしまいました。
数時間、箱根を走らせて帰ってきましたが、

これなら4人乗って4時間5時間の旅をしても、まったく苦にならない車だと思います。

ハスラーのコンパクトさ、維持費ももちろん魅力がありますが、
あのデザインで、もっと高級な乗り心地、もっと広い室内、もっと最新のセーフティ機を求める方には是非お勧めです。

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